学校長あいさつ
宜野湾中学校2年目となりました、校長の由 博文(よし ひろふみ)です。
赴任した昨年度を振り返ると、落ち着いた雰囲気の中、生徒達が礼儀正しく、また、自主的
に活動する、すてきな学校だなと感じました。特に、次の3点について、宜野湾中学校の良さ
と捉えました。
1 伝統を引き継ぎ学校を活性化する生徒会活動
2 一致団結して実行できる素晴らしい集団の力
3 誰とでも話し合い活動・意見交換ができる
今年度もこの良さを伸ばしつつ、協力し、教え合いながらお互いに伸びていく、そんな校風を
作りたいと思います。
さて、中学校は大人になるための準備をするところです。大人になった子ども達を取り巻く
社会は多様化・複雑化し、予測できない未来になっているといわれており、そのような未来を
子ども達が生き抜いていける「生きる力」の育成が重要視されています。
そこで、本校では、一昨年度から、「一人一人の社会的自立に向け、必要な基盤となる資質
・能力や態度」を育てることが大切だと考え、「社会人になった時に必要な生きる力」として
次のような力の育成に取り組んでいます。
1 夢や希望を持ち、自己実現に向けて主体的、意欲的に学ぶ力
2 自らを律するとともに、人の気持ちを理解し、お互いに支え合える力
3 心身ともに健康でたくましく、自他ともに生命を守る力
4 生徒会活動や地域行事に積極的に参加し、社会に貢献する力
今年度も生徒の皆さんには、少し努力すれば達成できる自分の目標をクリアしながら、「努力
すれば、必ずできる」という自分を信じる心を持って、諦めずに努力し成長してほしいと思いま
す。私たち教職員も皆さんの期待に応えられるよう全力を尽くして取り組んで参ります。また、
学校・家庭・地域が連携してこそ、将来を担う人材育成ができると思っております。特に、学校
と保護者が同じ方向で子ども達に関わっていくことが最も大切だと考えます。保護者の皆様には
可能な限り学校へ足を運んでいただき、授業を参観したり、お子さんの学校生活の様子等につい
て気軽に先生方に声をかけていただきたいと思います。
結びに、地域の学校としての役割をしっかりと果していきたいと考えておりますので、これか
らも宜野湾中学校の教育活動に対しまして、ご支援・ご協力をお願いいたします。
令和5年4月吉日
宜野湾市立宜野湾中学校
校長 由 博文